底無し沼をスイスイスイ

思ったことをつらつらと、書き続けることを目標に

NEWSが楽しい

私は去年の24時間テレビをきっかけにHey!Say!JUMP沼へ堕ちてきた身だが、JUMPをきっかけにして再度ファンになったのがNEWSの4人だ。昨秋、中島裕翔くんの初主演映画が公開するということで、ずっと気になりつつも読んでなかった「ピンクとグレー」をついに本屋さんで手にとった。ジャニーズ初の小説家、加藤シゲアキさん著の長編小説。読み始めてすぐ思ったのは、力強い文章だけど描写がとても丁寧だな、ということ。言葉を”紡ぐ”という表現がぴったり、というか。極限の中で書いたからこそ滲み出るその”文章の力強さ”と、膨大な時間を使い幾度と言葉を換えて読者に想像しやすく表現された”丁寧な”文章。まさに言葉と言葉が紡ぎあって文章をつくり、その文章が連なることでひとつの物語に成しているように感じた。だからこそ内容も興味深く、先が気になって早く読み進めたいという思いが強くなったのだろう。そして読み終わった後でさえその気持ちは引きづられ、結果次の作品も読みたくなっていく。この人の文章をもっと読みたい、なんてジャニーズに対して思ったのはジャニオタやってきて初のことだったため、非常に新鮮味を感じた。また小説を読んで以降、加藤シゲアキさんに対しては「色気」を感じずにはいられなくなった。
読後に思ったのは、本人が脳内で考えていたこと・想像していること、特にそれが性的な意味を含んでいるものをそのまま言葉として享受するのは、映像で表現するものを享受する時とは全く違う感覚なのだということだ。具体的な字面で視覚するのは、「想像」という作業をはさむせいかなんともいえないリアル感がある。だからこそ、そんな描写が書ける作家としての彼に非常にセクシーさ、色気というものを感じる。若さや勢いで出せちゃうような一過性のそれではなく、描くことに腰を据えることを決意した気持ちが垣間見える大人の姿。それはいまのアラサーという、青年とおじさんの丁度間の年齢に絶妙にマッチしているように思えるのである。
「ピンクとグレー」のあとはすぐに次作の「閃光スクランブル」を読み、続いて短編が気になったため「傘を持たない蟻たちは」を読了した。「閃光〜」はスピード感があり映画を見ているような感覚。「傘を〜」は短編とは思えない程どの話も読み応えがあり、読み返すたびにタイトルや目次の順番を深読みしてしまう。 
この3冊を読んだ後にすぐAmazonで美恋魂と10周年コンサートDVDをポチったが、観てすぐに本当にいい買い物をしたと思った。あんなに心を揺さぶられたコンサートDVDは初めて見た。どのメンバーもカッコよくて素敵に見えたが、やっぱり泣く加藤さんには更なる色気を感じずにはいられない。もうすっかり加藤シゲアキ担になっていた。
3作目のBurn.は、6月のコンサート直前に読むつもり。頭の中を小説家としての加藤シゲアキ色にすっかり染め、それからコンサートで歌って踊る姿を見ることで、彼のふたつの顔のギャップをより露わにして自分自身に衝撃を与えたいと思っている。こういう風にコンサートを待ち望むなんて初めてなので、とてもワクワク。
先日少プレの次期MCがNEWSに決まったということで、4月スタートのNEWS冠番組はついに3つになった。こういう勢いを感じながらファンをするのは、なんだか自分も一緒に充実した日々を送っている気になれる。だが、kちゃんNEWSのシゲ褒めのコーナーが終わってしまうのは非常に残念だ。ふつおたコーナーで読んでくれるとのことだったが、何名からもひたすらたたみかけられるように褒められて照れる感じが好きだったのだ。しかし、メンバーの良さを引き出すプロの小山さんがいてくれるから、きっとまた絶妙なトークを振ってくれて同じように楽しめるだろう。
私の中で、小山さんは女子会に呼びたいジャニーズNo.1。きっとノリノリで美味しい可愛いスイーツを買って来てくれることだろう。しかも3種類くらい。生クリームたっぷり系の甘々で見た目も可愛い洋菓子と甘すぎないけどちゃっかり生クリーム入ってる上品な和菓子、あと口直しでシャーベットみたいなさっぱりアイス系。気が利く。次々と細かく説明しながら出してくれそう。ちなみに会話にもしっかり参加してくれて、「かわいい〜」と「わかる〜」を連発してくれそう。ペットや姪っ子、旅行先の写真とかをひたすら見せて「かわいくない?」「かわいい〜〜!」と言ってもらえる会話を気がすむまでさせてほしい。
これが加藤シゲアキだったら。たぶん「僕なんかがこんなところに参加していいんですかね〜?」って言いながらとりあえず座ってくれそう。でも徐々に居心地悪そうに落ち着かなくなってくるから、ちょいちょい釣りやカメラの話を振って語ってもらう。のってきたところで料理の話へ持っていき、最近作った手のかけた料理や食べ物のハウツー情報交換会が始まって、最終的にはみんなで料理の話に花を咲かせる。「ほんとオリーブオイルは最高!」って言ってほしい。
もしも増田貴久だったら。たぶん来てくれない。でもそれがいい。たくさんの女子に囲まれるまっすーより、一対一で女子に向き合うまっすーが見たい。だからいないところで、「もしもまっすーが彼氏だったら」トークをさせてほしい。
最後に、手越祐也だったら。彼は何も言わずに男友達を連れて来るだろう。で、気付いたら合コン状態。「Yeaaaaah!!!」と「セイセイセイ」と「テイ」でほとんどの会話が終わりそう。そのうち上半身裸になって腹筋自慢大会とか、山手線ゲームとか始まる。とにかくとにかくとにかく盛り上がるが、そんな合コンは絶対に次につながる出会いとならないのも真実。次の日にはまるで昨日のことはなかったかのように日常を振る舞いあうだろう。
いま、本当にNEWSが楽しい。今年はたくさん活躍の機会が増えるから、HDD整理をサボらないようにしよう。